水草について知ろう！

水草って？

水草は、湖沼・河川などの水辺に生育する植物のことで、水際に生育する植物もいれば、水中に生育する植物もいます。
水草は、以下の４つに分けられます。

【1】抽水植物

根は地面に埋まり、茎や葉などの一部が水上にでています。水深が浅い場所を好みます。

【2】浮葉植物

低床から茎や葉柄を伸ばし、水面に葉を浮かせます。浅くなく深くもない場所に多く見られます。

【3】沈水植物

植物体全体が水中につかった状態で生育します。水深が深い場所に多く見られます。

【4】浮遊植物

根を張らず水面や水中を漂って生育します。浅いとろこ、深いところで見られます。

水草の生育場所は？

多くの水草は、根が固着しやすい水の流れがないか緩やかな環境を好み、沈水植物にとっては、透明度などの水質も重要です。

ため池

ため池は水草の主要な生育環境のひとつです。

湖沼

広くて浅い湖沼には、多くの水草が生育しています。

河川

流れの緩やかな川には水草も多く生育します。

水田

休耕田が水草の良い生育地になることもあります。

水路

水路にも、水草が生育することがあります。

海

海にも水草が生育することがあります。

水草ピックアップ約300種類の水草がありますので、一部ピックアップしてご紹介します。

水草をご購入頂いた皆様へ

熱帯魚と共にアクアリウムで鑑賞される美しい水草、睡蓮鉢に浮かべられる可愛らしい浮き草などの多くは外国産で、池・湖沼・河川に入ると爆発的に増殖してしまうおそれがあります。観賞用の水草を野外に流出させたり、捨てたりしないようお願いします。

緊急対策外来種

・外来アゾラ類
・ナガエツルノゲイトウ
・オオバナミズキンバイなどを含むルドウィギア・グランディフロラ
・オオフサモ(パロットフェザー)
・ブラジルチドメグサ
・オオカワヂシャ
・ミズヒマワリ
・スパルティナ属
・ボタンウキクサ(ウォーターレタス)

外来生物法に基づいて、輸入や販売、譲渡、栽培・保管、野外への植栽・放出等が規制されています。違反行為には、個人の場合、最大で300万円の罰金もしくは3年間の懲役が科されますので、ご注意ください。

水草を取り扱う際の注意点

・不要になった水草は、野外に捨てず、ごみ袋等に入れて処分してください。
・屋外で水草を利用したり、水槽の水換えをする際には、水路や排水溝に水草が流れ出さないようにしてください。
・観賞や栽培目的のために、自然水域に水草を持ち込まないでください。

※詳しくは環境省ホームページでご確認ください。

水草の送料について